突如として広がった“ミュゼショック”とは？
2025年4月、業界最大手のひとつである脱毛サロン「ミュゼプラチナム」が突如として店舗休業を発表し、業界内外に激震が走っています。休業の背景には給料の未払いがあり、多くの従業員が「生活が立ち行かない」と涙ながらに訴える深刻な事態へと発展しています。
SNSやネット掲示板では、「昨日まで普通に営業していたのに…」「お客様からの問い合わせも止まらない」と混乱の声が次々と投稿され、同ブランドを長年愛用していた顧客も大きな不安を抱えています。
従業員の証言「給料が振り込まれないまま、4月も無収入の可能性」
とある店舗スタッフの証言によれば、3月の給与がいまだに支払われておらず、「家賃の支払いもできず、貯金も底をついた」と悲痛な声が上がっています。
「毎日不安で眠れない。会社に問い合わせても『確認中』の一点張り。退職届を出しても受理されず、このままだと4月も無収入のまま働けない状態」
このような声が複数の従業員から聞かれており、まさに“会社都合のブラックアウト”が起こっている状態です。
顧客も大混乱「回数券どうなるの？」「返金は？」
利用者の間でも困惑と怒りが広がっています。ミュゼはプリペイド型の回数券や契約制のプランを導入しているため、多くのユーザーが施術ができないまま、連絡もなく休業となったことで混乱が生じています。
X（旧Twitter）では、
- 「20万円分の回数券、返金も連絡もなし」
- 「ミュゼが突然閉まっていて、連絡も取れない」
- 「詐欺じゃないのかこれ？」
といった投稿が拡散されており、企業としての信頼は地に落ちたと言わざるを得ません。
業界トップのブランドがなぜ？ “ミュゼ崩壊”の背景に何があったのか
ミュゼプラチナムは、全国に100店舗以上を構える大手脱毛サロンで、格安キャンペーンやCM戦略によって若年層を中心に高い支持を得ていました。
しかし、近年は競合他社の台頭、低価格競争、そしてコロナ禍の影響で客足が遠のいたことなどが重なり、経営は徐々に悪化していたとも言われています。
さらに内部情報では「本社の財務状態が限界」「資金繰りが追いついていない」といった噂もあり、今回の給与未払い・突然の休業は“時間の問題”だったという声も。
法的措置や支援はあるのか？今後の動向に注目
現在、労働基準監督署への相談や、弁護士を通じた法的手続きも検討されており、今後は会社側の対応次第では集団訴訟に発展する可能性も指摘されています。
また、国の「未払い賃金立替払制度（未払賃金立替払制度）」を利用できる可能性もありますが、申請には倒産認定などの条件が必要となり、すぐに生活が安定する保証はありません。
従業員たちは、「一刻も早く支払いを」「せめて退職だけでも認めてほしい」と叫んでいますが、企業側からの公式声明は現時点で十分な説明がなされていません。
ネット上の反応は？「もう信頼できない」「他社に乗り換える」
SNSでは利用者や元従業員からの投稿があふれており、ミュゼのブランドイメージは壊滅的。業界全体への信頼にも影を落とす事態となっています。
- 「大手でもこうなるんだ…もう脱毛契約は慎重にする」
- 「倒産する前兆ってこれなんだな」
- 「返金されなかったら、泣き寝入りしかないの？」
この一件が、今後のサロン業界にどのような影響を与えるのか、そして従業員・顧客の救済はどう進むのか、多くの人が注視しています。
まとめ
今回のミュゼプラチナムの突然の休業・給料未払い問題は、企業の信頼がどれだけ脆いものであるかを如実に示しています。
何よりも被害を受けたのは、真面目に働いていたスタッフや、長年通ってきた顧客です。
今後、企業側には誠実な説明と対応が求められます。そして私たち消費者も、契約内容の確認や信頼性の見極めがより重要になってくるでしょう。
